~10000字

~ルーク・ハントの場合~

「……やぁ、獅子の君。君がこの授業に出ているなんて珍しいね」教室の中段辺り。三人掛けの机の真ん中を一人で陣取る見慣れた後ろ姿。思わず音を立てずに近寄って彼の隣に腰掛けた。朝から数えて丁度三つ目の授業。トレイン先生の魔法史に彼が参加しているな…

~ハーツラビュル寮の場合~

「さて、何故僕に呼び出されたかわかるかい?」我が麗しの寮長がエーデュースちゃんたちを寮長室へ呼び出して穏やかに詰問している。詰問するのに穏やかも何もないかもしれないけど、見せしめみたいに談話室で詰問するんじゃなくて、オレとトレイ君に頼んでこ…

○○しないと出られない部屋

「……だいぶ理解が深まったんじゃねぇか?」小さな膝の上に不釣り合いな程分厚い歴史書。いかにも歴史書らしい重厚で威厳のある装丁を、白くて細い指が支えている。ちょうど解説していた章が終幕を迎えるところで、丁寧に文字を辿っていた指先が止まった。「…

おやすみなさい、よい夢を

付き合ってないくせにこれってアリなのかと思いながら書いた。私が賢木修二に成り代わりたい。ワーカーホリックな先生を癒してあげる紫穂ちゃん。紫穂ちゃんが先生に甘えてるのは周知の事実だけれども、先生が紫穂ちゃんに甘えてるのも見てみたいと思って書いてみました。書いてて結構しっくりくるな、と思ったので、はやくこの二人は結婚するべきだと思います。

とっておきのプレゼント(おねガキ編)

俺、修二! 光の! 小学六年生!(^_-)-☆キラッ(わかる人にだけわかればイイネタ) 懐かしの条件分岐モノ。おねガキ編。 紫穗ちゃんでおねショタもおねガキも楽しみたい!オマケに制服デートも楽しみたい!という貪欲さに馬鹿正直になった結果、この作品が出来上がってました。 とっても楽しかったです!