そう、これはたとえばの話。 - 14/22

はぁ、と溜め息を吐く。もう何をどうひっくり返したって、研究の結論は出ているし、論文だって纏まっている。あとは提出できる体裁に整えれば全てが終わってしまう状態だ。それなのに、一週間もこねくり回して、ズルズル、ズルズルと提出を先延ばしにして。
こんな無意味な時間の過ごし方をしている理由はわかっている。
どうすれば賢木さんの側にいられるのか、未だにわからないからだ。
僕は未だに友達の顔を思い出せないでいる。こんな風に逃げてばかりじゃ、本当に友達の立場を失ってしまう。
だって、どうしたって賢木さんは人を惹き付ける、魅力のあるキャラクターで、僕みたいな、研究にしか興味がないような人間とは違って、これからもっともっと人の中心に引っ張られていくだろう。その時僕は、賢木さんの側に居られるなんて保証はない。寧ろ、僕みたいに面白味のない人間なんて色褪せて見えて、興味を失ってしまうかもしれない。リミッターの調整だって、聡明な賢木さんのことだ。他人に頼むより自分でやった方が早いと気付いてしまうかもしれない。そうなったら、いよいよ僕と賢木さんの繋がりなんてなくなってしまう。
カーテンの隙間から差し込む光に、またここで朝を迎えてしまったことを悟った。
家に帰るとすることがなくて、つい賢木さんのことを考えてしまうから、理性的でいられるラボにいれば、余計なことを考えずにいられる。
そんな、賢木さんに聞かれたら怒られるような理由で、僕は夜をここで過ごすようになってしまっていた。こんな風に徹夜なんてしている時点で、理性なんてとうに失ってしまっている、と頭の何処かで気付いている。だけど、どうすればいいのかなんてわからなくて、この泥沼から抜け出す術を、混沌とした頭の中でずっとぐるぐると考えていた。
「……帰ろう」
一度帰ってシャワーを浴びて、脳に考える間を与えないうちに寝てしまおう。それからまたキャンパスに戻ってラボに閉じこもってしまえば、冷静でいられるはず。
とても人間らしい生活とは思えないけれど、それでも蓋できない感情に振り回されているよりは幾分マシだと思えた。寝不足で上手く回ってくれない頭を動かして、何とか荷物を纏める。そのまま力なく鞄を背負って真っ暗なラボから朝日の溢れる廊下へと足を踏み出した。
「……まぶしい」
本当に研究に追われて徹夜をしているときは頭が冴えているから朝日の眩しさなんて気にならなかった。でも今は、無意味に時間を消費するためだけにここに居るから、まるで朝日が僕を責めているようでギシギシと辛い。
乾燥して霞む目を瞬(しばたた)かせながらキャンパスを後にする。ぼんやりした頭でゆっくりと自分のアパートへ向かう道を歩いていたら、向こうからよく見知った姿が近付いてきた。その姿に思わず身体を硬直させて、僕は無意識に口を開いてしまっていた。
「……賢木、さん」
僕の声に反応したのか、俯き加減に歩いていた賢木さんがふと顔を上げる。声の主が僕だとわかると賢木さんはふわりと笑って僕の方へ駆けてきて。
「皆本! なんだよ、お前も朝帰り?」
タッと僕の側で立ち止まった賢木さんに、無意識とはいえ声を掛けてしまったことを後悔した。
「朝帰り、というか……徹夜、です」
曖昧に口元に笑みを浮かべながら俯いて、賢木さんから視線を外す。賢木さんの靴が視界の端に映って、僕たちの距離があまり開いていないことに気付く。自分の気持ちが見透かされてしまいそうで、距離を取りたくてもひとつも言うことを聞いてくれない身体が憎らしかった。
「徹夜って……お前、ひょっとして寝てねぇのか?」
「……これから、寝ますよ」
「今から寝るって……もう朝じゃん。お前、ずっと研究室に籠もってばっかだし、ちゃんと生活してんのか?」
「……え、っと」
「……研究ばかりに夢中になってねぇで、自分の身体を大事にしろって、俺、前に言ったよな?」
賢木さんの感情を抑えたような低い声に、ハッと顔を上げる。じっと僕を見つめる賢木さんの目と視線がぶつかって、ドキリと身体に力が入った。
「あ、の……えっと、その……すみません……」
目だけを動かして賢木さんの視線から逃れる。気まずい雰囲気に呑まれそうになりながら小さく呟くと、はぁ、と賢木さんが溜め息を吐いた。
「謝るのは俺にじゃなくて、お前の身体。前にも言ったろ? もっと自分の身体を大事にしろよ」
ったく、と腕を組みながら言った賢木さんは、どうやら怒っているわけではないらしい。それに少しだけほっとして賢木さんの表情を窺い見ると、賢木さんは眉を寄せて僕のことを見つめていて。恐る恐る賢木さんを見ていた僕を安心させるようにふわりと笑った。
「……送ってやるよ。お前、その顔、何日も寝てねぇだろ?」
ひでぇ顔してる、と賢木さんの手が僕の顔に伸びてきて、賢木さんの親指がそろりと僕の目の下にある隈を撫でた。
「そんなに、研究、大変なのか?」
「……ええ、まぁ」
嘘を吐いている心苦しさと、賢木さんが僕に触れているという胸の苦しさで身体の内側がぐちゃぐちゃになりそうだ。上手く息ができない。でもそれを悟られる訳にはいかなくて、何とか平静を装いながら返事をする。
「……マジで、無理だけはすんなよ。あんまり心配させんな」
ゆっくりと離れていく賢木さんの指先を、つい、視線で追ってしまう。身体から離れた熱に身を焦がして、どうにかなってしまいそうだった。口を開けばとんでもないことを口走ってしまいそうで、何も答えることができない。ぐっと奥歯を噛み締めながら曖昧に笑って返事を誤魔化した。
「帰ったら、しっかり休めよ。身体壊したら元も子もねぇんだからな」
行こうぜ、と言って賢木さんが僕の肩を抱く。
より一層近付いた距離と、僕の身体に触れる賢木さんの熱。それに反応してカッと熱くなる素直な身体。きっと同じように頬も赤くなってしまっている。ひょっとしたら触れたところから、賢木さんに僕の気持ちが伝わってしまっているかもしれない。
どうしよう、どうしたら。
焦って頭が真っ白になっている間に、賢木さんに促されて僕のアパートへと向かう道を歩き始めた。
肩を並べて歩いているだけ。
ただそれだけなのに、どうしようもなく胸が焦がれて切なくて。涙が零れてしまいそうだった。僕の肩に回された賢木さんの腕はすごく優しくて、友達を心配して気に掛けてくれているその優しさにつけ込んで、ずっと甘えていたくなる。息遣いもわかるような距離の近さに、ドキドキと心臓は煩くて。ふわりと漂ってきた甘い香りが、賢木さんから漂うモノだと気付いて、身体の奥底の何かに小さく火が灯った。
女の子が使う、香水みたいな、花の香り。その中にほんの少しだけ交じった、性を感じさせるような、甘くて、切ない香り。本能的にそれが賢木さんのにおいだとわかって、まるで身体中が沸騰したように熱くなった。
思わず身体に力が入って、どうした? と賢木さんに声を掛けられる。何でもないです、と何とか答えながら、できるだけ意識しないように俯きながら歩いたけど駄目だった。
こんなの、絶対、賢木さんにバレている。
僕が、賢木さんにどんな想いを抱いているかなんて、たとえリミッターがあったとしても、手に取るようにわかっているはずだ。
だって、このリミッターを設計したのも、賢木さんに合わせて調整したのも、僕なんだから。
「……着いたぞ。部屋の前まで行こうか?」
アパートの玄関に何とか辿り着いて、賢木さんが肩に回していた手を解いた。それに少しだけホッとして、力なく笑って返事をする。
「いえ……ここで大丈夫です……すいません、送ってもらって」
「いーよ。皆本、マジで辛そうじゃん。熱心なのもいいけど、ほどほどにしろよ?」
賢木さんはニコリと笑って僕の頭をくしゃりと撫でた。それから、トン、と僕の肩を叩いてひらりと手を翳した。
「早く研究落ち着くといいな。今日くらい、ゆっくり寝ろよ?」
じゃあな、と賢木さんは後ろ手に手を振りながら、僕に背中を見せて立ち去っていく。その姿が小さくなるまで、僕は茫然とそこに立ち尽くしていた。
「……気付かれて、ない……のか? それとも」
賢木さんは敢えて気付かない振りをしたのか。どちらかはわからないけれど、表向きは、僕の気持ちに気付いていないということになっているようだ。
いやでも、そんな、まさか。
こんなに自分でも扱いきれないくらいに膨らんでいる熱量に、賢木さんが気付かないなんて。
「……取り敢えず、家に、入ろう」
賢木さんと触れ合っていたところが熱い。妙に高ぶってしまった身体を冷ます為にも、早くシャワーを浴びてさっぱりしてしまいたかった。
のそのそとした動きで鍵を探し出して、がちゃりとアパートの玄関の鍵を開ける。何とか足を動かして自室まで辿り着くと、もたつく手付きで施錠を解いて、なだれ込むように自室に入った。
たったそれだけのことではぁはぁと上がってしまう息にイライラしながら、鞄を投げ出して乱暴に靴を脱ぐ。そのままバスルームに駆け込んで、身に着けている衣類を全部脱ぎ捨てた。
身体に残った感触を早く何とかしてしまいたい。乱暴にソープを泡立てて頭の先から足の先まで洗って、勢いよくシャワーを流す。身体中の泡が自分の皮膚を伝って流れていく。火照った身体にはそれが何だか生々しく感じられて身震いした。思わずカランを捻って頭から水を被る。熱が籠もったような身体には水の冷たさがちょうどいいように感じたけれど、それは一瞬のことだったようで、冷えた身体が更に震えを呼んでしまった。
シャワーを止めて、真っ白なバスタオルに身体を包む。震えは治まったけれど身体の芯に火が灯ったような感覚は拭えてなくて、クソ、と小さく舌打ちした。そのまま適当に着替えを済ませて足早に寝室へと向かう。
髪を乾かすことすら億劫に感じられて、そのままベッドに倒れ込んだ。辛うじて持ったままだったバスタオルを頭の下に敷いて、ベッドが濡れてしまうのを防ぐ。身体を縮めてみても伸ばしてみても居心地が悪くて、落ち着かない身体を無理矢理起こした。
バスタオルを引っ掴んでガシガシと乱暴に髪の毛の水分を拭き取っていく。粗方の水分が取れたところでバスタオルを床に投げ出した。そのまま身を投げ出すようにベッドに大の字になって寝転がる。いつもと変わらない天井を見つめてから、ゆっくりと目を閉じた。
すると記憶に残った賢木さんのにおいが鼻を掠めたような気がして、がばりと身体を起こす。思わず自分の腕に鼻を当ててにおいを嗅ぐ。間違いなく自分の使っているソープのにおいがするのに、鼻の奥に残った甘い香水の香りが鼻をついて仕方がない。モヤモヤと身体の奥で燻っている火を熾(おこ)してしまうようなその香りに、両手で顔を覆った。
「……最低だ」
蝋燭のようにユラユラと揺れているその火は、風が起きれば消えてしまいそうな心許ないものなのに、どんなに息を吹きかけても消えてくれない。身体の熱を吐き出すように、はぁ、と深く息を吐いてもチリチリという音を立てて僕の身体の奥底を焦がしていく。
香水なんてあまり詳しくない。でも賢木さんから漂っていたあの香りは女性ものの香水の香りだということはわかる。しかも、それは賢木さんのにおいに混じるように纏わり付いていた。身体ににおいが移るほどの行為。つまり、賢木さんは女性とそういうことをしてきた後だったんだろう。その帰りに、僕に会った。
何もおかしいことなんてない。
それなのにどうして僕はこんなにもむしゃくしゃとした気持ちになっているのか。
考えたくもなかったけれど、考えなくても答えは明白だった。
嫉妬。
僕は僕の知らない賢木さんの彼女に嫉妬している。
友達なんて簡単に作ってしまえる人だ。僕が一人身動きできないでいるうちに、彼女を作るなんてきっと造作もなかったに違いない。あのマリアという女性だろうか。それとも別の誰か。
じりじりと身の内を焦がす嫉妬に、気が狂いそうだった。だって、僕はどんなに頑張ったって、賢木さんのその場所には立てない。女性であるというだけで、賢木さんのその場所に滑り込むことができる人たちに、僕は嫉妬している。それから、そんなどうしようもない理由で女性たちを憎もうとしている自分が醜くて堪らなかった。そもそも嫉妬していること自体がおかしいというのに。
また自分の気持ちに振り回されて、僕は自制が利かなくなってしまっている。身体の内側で燻る炎が明確に熱量を持って自分の身体を支配していく。はぁ、ともう一度吐き出した息ははっきりと色を帯びていて、身体に燻っている熱を改めて僕に自覚させた。顔を覆っていた手を離して、緩く芯を持っているソコへと手を伸ばす。
「……さいてい、だ」
ぼそり、と呟いた言葉にも熱が籠もっていて、嫌悪感で吐き気がしそうだった。それでもこのまま有耶無耶にしてしまえるほど、それは小さな燻りでもなくて、吐き出してしまった方が楽になれることは明確だった。自然と下半身の服を寛げてソレに手を這わせる。
こうなってしまえば、欲を解放することを覚えている身体は、その単純な作りに身を任せてしまう方が早かった。あっという間にしっかりとした芯を持ったソコを上下に扱いていく。荒くなっていく呼吸を噛み締めるように奥歯に力を込めた。簡単に上がる熱は頭の中を塗り替えて、欲の解放しか考えられなくなっていく。それなのに、まだ鼻の奥に残る甘い香りが邪魔をして、ちらちらと僕の視界の前を掠めた。
賢木さんはどんな風に女性に触れるんだろう。何でもそつなくこなす人だから、そういうことにも長けているんだろうか。ふと、女性の柔らかそうな手が、想像の上の賢木さんの身体に伸びる。褐色の、艶を感じさせる肌。バランスのとれた身体を覆う、しなやかな筋肉。適度に厚い胸板と、綺麗に割れた腹筋。見たことなんてないはずなのに、今すぐ触れることができそうなくらいにリアルに想像できるそのイメージ。
そのイメージの賢木さんがふわりと花が綻ぶように笑う。それから僕に向かって手を差し出して、おいで、と口が動いた。誘われるがままに賢木さんに手を伸ばすと、うっとりとした表情で賢木さんが僕を見つめていて。好きにしていいんだぞ、と僕を誘う声が聞こえてくる。
これが自分の見ている幻覚だなんてことは、自分が一番わかっているはずなのに、僕はその誘いに抗うことはできなくて。賢木さんの筋張った首に顔を埋めて舌を這わせた。ふるりと震えた身体を宥めるように手のひらで撫で回す。ヒクヒクと震えて反応を返す身体に、どんどん息が上がっていって。腰骨にそろりと伸ばした指で腰回りを撫で上げると、想像でしかない賢木さんが甘い声を上げた。僕の耳元で、そっと、気持ちいいよ皆本、と、僕のすべてを受け入れてくれるような優しい声で囁く。
全部想像でしかないのに、そんな賢木さんにゾクゾクして、ぶるりと腰が震えた。手のひらに熱い飛沫が飛び散って、途端にぬるりとした気持ち悪い感触と、独特な匂いが部屋の中に広がって、眉を顰める。吐き出してすっきりとした解放感と、後から襲ってくる吐き気を覚えるような嫌悪感。上がった息を整えるように、胸に溜まった鉛のようなものを吐き出した。
手近にあったティッシュを掻き寄せて、吐き出したそれを拭う。何度拭いても綺麗になった気がしなくて、床に落としたバスタオルを拾ってバスルームに駆け込んだ。身に付けていたものを取っ払ってそのまま頭からシャワーを浴びる。ソープを泡立てて指の間から爪の先まで無我夢中で洗う。まるで汚いものに触れてしまったかのように、何度も何度も。
爪を立てて洗いすぎた手のひらが、ヒリヒリと悲鳴を上げる。そこまでしてようやく洗うのを止めた。赤くなった手のひらを見つめて、もう何もなくなったはずのそこを睨み付ける。ぎゅっと眉を寄せてから、シャワーのお湯を止めた。
ポタポタと髪から落ちる雫も鬱陶しくて不快感を増している。頭を振って雫を振り落とした。少しダルい身体を引きずりながらバスルームを出る。柔らかいバスタオルに顔を埋めてみても、不快感は拭えない。
当然だ。
僕は、今、自らの手で賢木さんを汚したも同然なのだから。
賢木さんの痴態を想像して、自分の欲望のまま、僕は。
「最低だ……」
自分の性欲の捌け口に、賢木さんを使ってしまった。
ただでさえ、友達に抱いてはいけない感情を抱えているというのに、大事な、大切な友達を、汚してしまった。
「……僕は、最低だ」
じわり、と浮かんでくる涙をバスタオルに吸い込ませながら、身体の水分を拭き取っていく。ガシガシと荒っぽく髪の毛を拭いて、先ほどまで身に付けていた部屋着を纏った。使ったバスルームの掃除もさっき脱ぎ散らかした服もそのままに、寝室へと足を向けて倒れ込むようにベッドに身を放り投げた。
どう考えたっておかしい。
友達の、しかも同性の、一番大事にしたいと思っている賢木さんに欲情するなんて。
これじゃあどんどん、賢木さんから遠く離れていってしまう。
こんなに側にいたいのに。
だって賢木さんのことが好きで、僕は、僕は。
「……そうか。なんだ、簡単なことじゃないか」
賢木さんのことが好き。
僕は、本当に最初の最初からこの気持ちを抱えていたんだ。それこそ彼に出会う前から。
情報でしか知らない賢木さんに恋をして、夢中になって追いかけて、やっと彼に出会えたと思ったら、友達という枠に収まりきれないこの想いに苦しんで。
最初の最初からおかしかったんだ。
それなら最初に戻ればいい。今更やり直したってもう手遅れなのかもしれないけれど、もっと彼のことを知りたいと、夢中になって賢木さんだけを追いかけていた自分に。
もうどうしたってこの気持ちは捨てられない。それなら、賢木さんのことが好きな気持ちを、ありのままに受け入れよう。僕は最初から彼に恋をしていたんだから。どんな選択をしたって、賢木さんを好きな気持ちに嘘をつくことなんてできない。
僕は賢木さんと友達じゃなくて、恋人になりたい。
身体の中に、ストンと染み渡るように広がった結論に、僕は、ほぅ、と息を吐いた。
ずっと抱えていたモヤモヤとした気持ちが澄み渡って、すっきりとした気分に包まれている。
今日は久し振りによく眠れそうだった。

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