そう、これはたとえばの話。
=本の最初に書いてある注意書き=
この作品は原作に描かれた三頁から産み出された強すぎる幻覚を出力したものです。
実際の団体や原作、その他関係者様とは一切関係ございません。
頭のおかしい私が正気を失いながら出力し続けた解釈小説であり魂の叫びです。
賢木の友人に、名前のあるモブが二人登場します。ご注意ください。
賢木とモブ女の濃いめの絡みがあります。ご注意ください。
=注意書きここまで=
キャロラインに出会う前、運命は僕らだけでまわってた。
友達になれた。親友になれた。
ただそれだけで良かったのに、
それ以上が欲しくなった。
大切で、かけがえのない存在なのに、
どうすればずっと一緒にいられるんだろうって
そればかり考えてる。
この気持ちの正体に、気付いちゃいけない。
文庫本406頁、1500円。
2020年8月23日発行