ピンクグリーン・シンドローム - 1/10

油断した私が馬鹿だった。

「紫穂ちゃんッ!」

大切なあの人の叫ぶ声。
どうして、恋はこんなに人を愚かにするんだろう?こんなことなら、好きになんてならなければ良かった。
そんなこと言ったって、きっと、私は。

「ごめんなさい、先生」

貴方を好きになっていた。

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