『ひとりでできるもん』は可愛さを狙っただけのタイトルではないんです

皆さんごきげんよう。ムラコです。

私は教育テレビの子ども向けお料理番組がこちらのタイトルだった世代です。
はじめて買ってもらったお料理の絵本はわかったさんではなくひとりでできるもんのお料理レシピの本でした。

このお話はタイトルままの『電子レンジ使えるようになったからひとりでホットチョコレートつくれるもん』という意味だけでなく、
『自分にとっての愛の形をユウに示すためにひとりでできるもん』という意味も込めています。

ひとつめの意味については深く語る必要はないと思うので、電子レンジ使えるようになったね、えらいね、かわいいね、ヨシヨシ^^撫で撫でだけでよいかと思います。
皆さんも可愛い殿下をヨチヨチナデナデしてあげてください。

問題はふたつめですね、まぁ早く本編書けよって話なのですが(今一生懸命書いてるので許して)。
あらすじにはちょろっと書いたんですが、この時点での殿下の愛の形は【ユウを元の世界へ帰すこと】なんですよね。

でもそれって実は独りよがりで、ユウに聞いたからそうしたいんではなく、殿下が一人で考えた上で答えを出し、一人で何もかも抱え込んでそれを実現しようとしてるんですよね。

殿下は一人で抱え込んで一人で考えちゃうとダメな方向へ行きがちだなと思っていて、周りに頼る、周りの意見を取り入れる、相手とちゃんと向き合って話し合う、ということができるようになれば、少しは王の器というモノが成長して殿下も『お前は王になんてなれない』というところから抜け出せるんじゃないかな~、という私の煮こごりを「あなたのための恋物語」では描いていきます。

このお話もその一部。これはまだひとりで頑張ることしかできない殿下です。
隣にいるユウも、まだ、「私がいるよ」と言える勇気を持っておらず、ひとりで立ち向かっていく殿下の背中を見ていることしかできません。

このあと、相手に向き合う勇気を先に手に入れるのはユウなのですが、殿下がユウと向き合う勇気を手に入れるのはまだ先のお話。

楽しみに待っていただけると嬉しいです^^

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