「夢の中へ」
少佐は破滅の未来の予知を何度も見ているからこそ、紫穂ちゃんの未来についてもいろいろ心配してたりしないかなぁという強い希望が含まれていました。
あとは、賢木お前しっかりしろよそんなのでへこたれるな相手はあの禁断の女王だぞ!みたいな発破というかw
過去の賢木について、原作では小学生の頃とコメリカ留学時代しか描かれておらず、でも公式では皆本に出会わなければパンドラの構成員だったかも、というキャラ解説もあり、今の彼を形作る過去を考えると私としてはこういう過去もあったんじゃないかなぁ、というお話になります。
先生の過去は描かれていないので、本当に妄想のしがいがあるので、もっと深く書く機会を持てたらなぁと思っています。
「幸せについて本気出して考えてみた」
このシリーズは全編通してお互い透視は使わないを一貫していたふたりですが、ここでやっと解禁ですね。
先生は透視できるからこそちゃんと言葉で伝え合うことにこだわっていましたが、二人にとって、透視も彼らのコミュニケーションツールだと思うので、これでやっと本当にふたりは全部の想いを伝え合うことができたのではないかなと思います。
言葉や視覚からの情報だけではなく、透視という彼らに備わった特別な力で当たり前に世界にふれてきたわけなのに、賢木は敢えてその一部を封じたのはやっぱり怖かったからなんだろうなと思っていて、その恐怖を乗り越える後押しをしてくれたのが紫穂ちゃんで、そういう意味でもやっぱり賢木にとって紫穂ちゃんは特別な存在なのではないかな、と思います。
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